ES中級編:みんなのESあるあると改善点

ESの書き方

みなさん、こんにちは。しばもんです。

先日、2019年度2月期生の新規申込の募集を行いました。

2日間の応募期間にもかかわらず、なんと103名の方にご応募いただけました。(募集は既に終了しております。)

応募してくださった皆さん、ありがとうございます。

添削をお引き受けできるのは3~4名だけになってしまうのですが、ご応募いただいた際にお送りいただいたガクチカ(400字)は1件ずつ拝読しました。

今回ご応募いただいた方々のガクチカですが全体のレベルが上がっていて驚きました。

みなさんツイートを見ながら勉強したり、どなたかに添削していただいているのだろうと推察される文章が多かったです。

普段もツイートしていることと重複しますが、やはり読んでいて気になる点は同じようなものに集約されるので、みなさんへのアドバイスを今回はまとめたいと思います。

ツイートも既にしているので、併せてご覧いただければと存じます。

ご自身のESと照らし合わせて問題点がないかチェックしてみてくださいね。



巷のテンプレや私が作ったフォーマットに即して自身の体験を当てはめる作業も勿論大切なのですが、ピースを当てはめることに満足して、文章の冒頭から結びまでの論の展開、整合性、一貫性を気にしてない方が多いです。


①「問題の所在」(≒問題の生じる原因分析)に「決めつけ感」がある

「問題の原因は~だと特定した」と断言している記述が多いのですが、なぜそのように考えたのでしょうか。

字数の制約はありますが、論理的な思考(根拠の提示/筋道の立った記述)があるとなお良いかと思いました。

②「仲間との協力」「周囲の巻き込み」要素がない。

エピソードによっては自助努力型になってしまうのは勿論仕方がないです。

その場合は他の設問などで他者との協力やチームでの活動に関するエピソードを取り入れられるとES全体でバランスがとれると思います。

③「感想文」系、/「伝記」系の記述

前者は「心情の叙述」が、後者は「時系列に沿った事実の羅列」が中心になっています。

なぜそれが原因であると分析されたのか、なぜそれが最有効な解決策だと判断されたのか、まずは字数を気にせず書き出して思考を整理してみると良いかと思いました。

④「解決策」と「成果」の相関に無理がある

本当にその取り組みだけでその成果を導けるだろうかと説得力の感じにくい記述が見受けられました。

施策と成果に妥当性を持たせるにはやはり、問題に対して的確な原因分析とそれに対する有効な施策の立案が必要だと思うので、再度ご検討ください。

⑤前半と後半で「目標ー成果」「問題ー解決」などの対応関係がすり替わっている

当初、販売額を目標としていたのに成果は販売数で示されていたり、基準が変わっている記述も見られました。

⑥意識改革/雰囲気改善/モチベーションアップ系の成果

やはり具体的に定量的に問題や成果を示しづらく、そこから得られた強みを企業でどう活かすかも示しにくいように思います(社員の意識改革というのは難しい…)

成果が全国〇位と輝かしくても直接の成功要因がモチベアップというのはやはり無理があるのではないでしょうか。

⑦記述の大半が「取り組み事項/解決策」の列挙

あれもやったこれもやったというのが記述の中心となり、「なぜ行う必要があったのか」「それは何を解決するための取り組みなのか」がわかりにくい記述が見受けられました。

詰め込み過ぎず丁寧にその取り組みに至る過程の記述を。

⑧ちゃんと募集要項(設問)を読んでいない

「ガクチカ」をお送りくださいと書いていたのですが別の設問を送ってくれた方がいらっしゃいました。

実際のエントリーの時も「設問」をしっかり読み、何を回答しなければいけないのか間違えないように注意しましょうね。

⑨「熱い想いをぶつけ、説得する」系

勿論どのような想いで活動や仲間に向き合ったのかは重要ですが、心の声の引用にかなり字数が割かれ、肝心な論理的な思考や行動の過程が記述し損ねた文章が見られます。

入れるなとは言いませんが本当に必要なのかどうか再検討をしてみてください。

⑩成果が「賞賛の言葉」

具体的(定量的)成果を述べにくい活動で苦心したのはよくわかるのですが、「お客様/仲間からありがとう/感動した/お前は最高のキャプテンだという言葉をもらった」を成果にするのではなく、具体的な問題をどのように/どの程度解決したのかわかるような工夫をしたほうがよいと思いました。

⑪「楽しい雰囲気作り」系

実際の集団で「雰囲気作り」は重要だと思います。

ただ「雰囲気が悪かったから○○だった。そこで雰囲気を良くするために○○をした。結果、雰囲気が良くなり、○○の問題が解決された」は妥当なのでしょうか。

企業の諸問題は全て雰囲気で解決できるのかというと、うーん微妙ではないでしょうか……。

⑫「顧客へのきめ細やかな配慮とサービス」

顧客志向性を強みにするために、取り組みに相手目線での顧客別のサービス提供に関する記述が多いのですが、そもそも問題が何か、なぜその取り組みをする必要があったのか書かれていないので「丁寧な店員さん」を脱却できていない文章が多いです。

⑬「素材はいいのに惜しい…!」系

珍しい活動や華々しい成果で目を引くのに、「目標→現状把握→問題→原因分析→解決策立案→実行(→成果)」というプロセスがごっそり抜けているパターン。

あと少し構成の勉強をすれば一気に良くなるでしょうし差別化を図りやすいから頑張ってください。

⑭語彙力との相関

DMの文面やESの本文で語彙力が抜きんでている学生さんは読みやすいですし、取り組み内容の言語化がうまいです(元々の読書量なのでしょうか…)。

内定者のESなどを読み漁り使えそうな表現を探しましょう。

めざせ!「就活のための語彙力UP」

⑮要素に分解して考える

複雑な問題や複合的な原因を紐解き、要素に分解して、それぞれに対する解決策を講じるなど、「科学的」に取り組みや文章の構造を捉えられている記述は筋が通っていることが多いです。

字数はさておき、みなさんの直面した問題はどのように要素分解できるでしょうか。

⑯誤字・脱字・誤表記・誤用

ESなのに「御社」のようなケアレスミスを始め、「、」が2個連続していたり、助詞が抜けていたり、もう一度読み直せば防げたかもしれない惜しいミスが多いです。

それで落ちるということはないかもしれませんが、注意しましょうね。

⑰「~の大切さ/重要性を学びました」系
決して悪くはないのですが「インプット」で終わっているので結びとしてはあと一歩、「一連の経験からどのような力が身についた」という「アウトプット可能な能力」まで一言聞きたいと個人的には思います。他の設問との兼ね合いもありますが。

⑱修士の学生さんはより緻密な論を

修士の学生さんの方がやはり記述力/文章力があり、わかりやすく読みやすいです。

しかし、修士である以上、学部生の方よりも分析力/論理性が問われるのだとすれば、もう一段階、緻密な論の展開を丁寧に行えるといいですね。それは修論にも繋がることだと思います。



論理的な思考と行動プロセスに基づいているか、妥当な根拠はあるのか、あなたを知らない他者にもイメージできるか、自己PRに繋がることか、入社後どう役立つのか、熱い男のエッセイになっていないか、熱狂ファンのブログになってないか、エモい仕上げになっていないか、そういう視点で推敲を。


いかがでしたでしょうか。

今回、ご応募してくださったみなさんに限らず、一度ご自身のガクチカを読み直してみてください。

1月も下旬となり、解禁まであと1ヶ月ちょっとですね。

寒い日が続いていますが、体調に気をつけて頑張ってください!

ESの通過率というのがとても大事になってきます。ここで頑張って通過率の高いESを気を抜かず作っていきましょう。

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<しばもんプロフィール>
東京在住。就活時は大企業から内定多数獲得。
指導学生の内定実績:講談社・電通・JR西・UFJ・外務省・ソニー・コマツ他

<ツイッターで就活の有益情報つぶやき中>
https://twitter.com/es_shibamon

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コメント

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