こんにちは、しばもん です。
この記事を読むメリット
1:これから就活の準備を始める方の、するべき第一歩がわかる。
2:自己分析のやり方がわかる。
3:今から始めることで、ライバルと差をつけられる
4:”しばもん(著者)”添削を体験できる。(注意書をよくご覧ください)
こんにちは、しばもんです。
そろそろ就活を意識し始めたあなた。
ESって”エントリーシート”の略なんだと知ったあなた。
そんなあなたに読んでほしい記事になります。
そもそも、「就活」と言われる”活動”は沢山やることがあります。
ですので、早めに準備すればするだけライバルよりそれだけアドバンテージがあると言うことです。
これを読んで、ライバルと差をつけちゃいましょう。
選考スケジュールの確認
ます、一番はじめにしていただきたいことは「選考スケジュールの確認」です。
2020年は新型コロナウィルスや東京オリンピック開催の影響により、
就活に限らず様々なスケジュールが不透明で不安に思われていることだと思います。
実際、企業によっては選考スケジュールが例年とは異なることがあるかもしれませんが、大丈夫。
まずは例年の就活の選考スケジュールの全体像を掴み、選考スケジュールに合わせてひとつずつ対策を講じていきましょう。
選考スケジュールに関しての情報は色々なところで収集可能です。
・本(参考書)
・ウェブサイト
・SNS
・大学のキャリアセンター
・内定者の先輩
などなど
選考スケジュールの読み解き方
結論から言いますと、「内定」というゴールからスケジュールを逆算し、内定に近いモノから対策していきます。
※内定:入社する権利のことです。入社半年前くらいに行われる内定式という式典で、内定証書といった紙(会社によって呼び名は様々)が渡され、そこで晴れて”内定”となります。
最終面接の直後に口頭で採用が言い渡されるのが「内々定(内容の口約束ver)」になります。
では、内定から逆算していきましょう。
<本選考の流れ>(内定からの逆算)
内定
↑
内々定
↑
最終面接(4~6月)
↑
1次~n次面接(企業によって1次面接から最終面接までのフローは異なります)グループディスカッション(企業によってグループディスカッションの有無は異なります)(4~6月)
↑
Webテスト(3月~4月)
↑
ES提出(テレビ局・外資系などを除き2~4月)
↑
Webエントリー(3月以前)
上記は、最も一般的な「本選考」のルートです。
この他にも、リクルーター面談をいくつか通過したり、インターンシップに参加した方のみの特別ルートに乗ったりすると、選考が1つ免除になったり、優遇されたりする、別ルート、特別選考コースといったものがありますよ。
この記事では一般的な「本選考」のルートについて考えていきます。
まず、「内定」、「内々定」を獲得するには、1次面接から順に通過し、最終面接で合格する必要があります。
ということは、逆算から考えるとまずは「面接対策」が必要であることがわかりますね。
ただし、これを1年前から練習しても勿論良いのですが、「話す内容」もまだ固まっていないのに、実際の面接を想定して練習してもあまり意味がないです。
「面接」の前の段階として「グループディスカッション」や「(WEBテストなどの)試験」もあります。
これも今から対策しておくことに越したことはないですが、「グループディスカッション」は実際にインターンシップの選考の時に課されるものや、
インターンシップ参加後に課されることが多いので、
そこで場数を踏んでいきながら、徐々に対策していくのが良いかと思います。
(もちろんグループディスカッションで課される課題は毎度違いますよ。)
ということは、さらに逆算を進めていくと「webテスト」まで戻ってきました。
「webテスト」の方は、勉強が苦手な方は今からコツコツ対策しておく必要があると思いますが、これも企業によって重視しているところもあれば、単に足切りとして課しているところもあるので、「webテスト」用の勉強は、全体の就活対策とはまた違いますね。
ただし、足切りに利用している大手企業は多いですので、ここは今から対策をしておいて損はないですよ!
(webテスト対策についての記事は近日公開予定です。)
すると、「webテスト」からさらに逆算を進めると、「ES提出」にたどり着きます。「ES(エントリーシート)」は殆どの企業が就活生に書かせることが現時点でわかっています。
そう。まさにこの「ES提出」のための対策こそを、早い今の段階からしておくことを強くおすすめします。
ES対策とは
では、具体的にES対策とは何をしていけば良いのでしょうか。
それは、まずこれまでの自分自身の”経験や学び”と向き合う「自己分析」と言われる分析をしていく必要があります。
この「自己分析」がなかなか曲者で、一朝一夕でできるものではありません。
また、「自己分析」をした結果、
・自分は何を大切にして生きているのか
・将来何をやりたいと考えているのか
・今の自分には何ができるのか
・自分はどんな性格なのか
ということがわかったら、それを他者(面接官など)に「わかりやすく」伝えられるように「言語化」していく過程が必要になります。
これも多くの就活生が苦しみ、時間がかかる難関となっています。
就活で特に難しい2つの鬼門となるステップがまさにここだと思います。
1:自分がどういう人間なのか自分自身が理解する
2:それを他者にわかりやすく伝えられるように言語化する
自己分析のやり方
人によって手法は様々なだと思いますが、
おすすめは「なぜ」「なぜ」という自問を繰り返していく方法です。
「深掘り」と言う人もいます。
例)なぜ野球部の活動を頑張れたのか
例)なぜ野球部での挫折を乗り越えられたのか
例)そもそもなぜ野球部に入部したのか…
というように「自分の行動選択」の「理由」をどんどん深掘りしていくことによって、自分が大切にしている価値観や、「軸」のようなものが見えてきます。
その「軸」に基づき、「自分はこういうことをしている時にやりがいを感じる」「自分はこういう場面で自分の良さを発揮できる」ということを明確化し、企業にアピールするためのESを書く準備をしていく必要があります。
すぐにわかるものではありませんが、「自分」のことを知るためには、まずは「自分の行動」を「文字化」していく作業が必要だと思います。
「思考」は文字に書いてみることで整理されるものです。
まずは自分がこれまでの人生(特に大学時代)に頑張ったと思うことを、思いつくだけ紙に書き出してみましょう。それが、「ガクチカ」(学生時代に力を入れたこと)というESで頻出の設問の答えの材料になります。
まずは今からでも簡単に始められることとして、私は次の2つをお勧めします。
1:これまでの人生で「頑張ったこと」をすべて書き出す。
2:親しい友人や家族などにも聞き取りを行う。
これまでの人生で「頑張ったこと」をすべて書き出す
これまでの人生で「頑張ったこと」をすべて書き出し、その詳細を記述する(大学時代に頑張ったことは必ず1つ以上出す)
その際、その「頑張ったこと」について、以下の項目に沿って詳細を記述してみましょう。
(a)なぜその「頑張ったこと」を始めたのか(=始めた動機)
(b)その「頑張ったこと」を始める際に立てていた「目標」は何か
(c)頑張ったと思うからには何らかの「障壁」や「問題」にぶち当たったはずだが、それは何であったのか
(d)その「障壁」や「問題」は発生している「原因」は何であると考えたか
(e)それを「解決する」にはどのような方法をとれば良いと考えたか
(f)実際に、どのようにその解決方法を「実行」したのか
(g)実行した結果、どうなったのか、目標に対してどれくらい達成できたのか
親しい友人や家族などにも聞き取りを行う
自分自身への問いかけを、親しい友人や家族などにも聞き取りを行いましょう。
「自分の良いところ」
「自分の長所」
「自分の強み」
「自分の得意なこと」
「自分ができること」
「特技」
をすべて書き出し、その詳細を記述する。
その際、その「自分の良いところ」などについて、以下の項目に沿って詳細を記述してみましょう。(※思いついた強みが他の人にもある平凡なものでも構わないので、まずは書き出してみるのが重要です。)
(h)その「自分の良いところ」などは、どんな人、どんな物、どんな環境などの影響を受けて(きっかけとなって)形成されたのか
(i)その「自分の良いところ」などは、どういう場面で特によく見られるものなのか
(j)その「自分の良いところ」などがあることによって、これまでに自分や他の人にとってどんな良いことがあったか
(k)その「自分の良いところ」などがあることによって、何かを乗り越えた経験はあるか、それはどんな経験か
(l)その「自分の良いところ」などは、上述の「頑張ったこと」を行う際にも活かされたものなのか、活かされた場合はどのように活かされたのか
この2つは「自己分析」と「ES作成」の両方につながる大事な取り組みです。
まずは上の(a)~(l)までに対する回答を書き出してみてください。
もし、しばもん に「ES添削」してほしい場合は、この記事のコメント欄に書いてください。
※もしコメント欄に実際に書いていただけた場合は、頂戴した回答の中から22卒の学生さん限定で、1つピックアップして、私からコメントを加える記事を書きたいと思います。(その場合は22卒であることがわかるTwitterのアカウントをご準備いただき、そのユーザー名(@から始まるもの)も併記してください。)
しばもんの考え方として、「思考」は「言語化」(ここでは文字化)することによって整理されると思います。
まずは項目立てて、自分の経験を整理し、記述していくことで、自己分析とES作成のための材料探しは同時に進めて行けると思います。
今後は22卒の学生さん向けの記事を充実させていきたいと思います。
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しばもん
コメント
[…] 自己分析を終えていない方はこちらの記事を先に読むことをお勧めします。→ESを書くための自己分析のやり方 […]