こんにちは、しばもんです。
この記事を読むメリット
・面接官からみた内定がもらえる就活生と、内定がもらえない就活生の差がわかる
・読み終わって今すぐ効率的な面接対策が打てる
・実践すれば、内定がもらえる確率が上がる方法
こんな人に読んでほしい
下記に当てはまる人は、必見です。
・面接では手応えを感じているのに落ちる。
・2次面接以降で毎回落ちる。
ESは受かったのに。
面接1次で何度も落ちてしまった方はこちらの記事から読んでください。
→【1次面接対策】苦手な面接は基礎的ポイントで突破
面接で“手応えがあった”は超錯覚
大は小を兼ねるという言葉を知っていますか?
「大きいものはそれ自体の役割の他に、小さいものの代わりとしての役目も果たすが、小さいもは大きいものの代わりにはならない。」
意味は言葉通りですね。
実は就活の面接でも“大は小を兼ねる”といった現象が、面接官と就活生の間で生じています。
ここで、一旦、面接官について考えてみましょう。
面接官に選ばれるのは、人事はもちろん、人事以外の社員も面接に参加します。
人事以外の社員は、現役で最前線で活躍している人が選ばれます。
つまり、その会社を支えているエース的な人が就活面接官として、あなたの前に座っているということになります。
このエース的な人は、
・何度も就活面接に採用されており面接慣れをしている(目が肥えている)※面接官によっては今回が初めてでまだ慣れていないという場合も勿論あります
・多くの経験から、多くの知識を持っています。(情報量が多い)
・現場で活躍しているため、現場で即戦力になるかどうかの嗅覚が優れている。
といった共通点があります。
つまり、全てにおいてあなたより格上と思って間違いないです。
これは経験値の差ですので仕方がないことなので心配しないでください。
ここまで読んで“そんなのわかっている”と思った人は少なくないと思っています。
ただし、果たして本当の意味で理解しているでしょうか。
大は小を兼ねる
例えば、こんな質問をされたらどうでしょうか。
面接官「さて、あなたはSNSを使っていると思いますが、どのようなSNSを使っていますか?」
という質問をあなたにしてきたとします。
どう答えますか?
もちろん、正解はないのでどう返事をしても間違いではないです。
ただ、その根拠の深さや、ロジカルな説明ができるかどうかが、1次面接と比べ、より大事になってきます。
例えばあなたが以下のように元気に返答したとします。
あなた「はい。主に3つ使っています。twitter・Instagram・LINEです。」
1次面接では「元気さ」、与えられた質問に対して「しっかりと返答」で通過することができたと思いますが、2次面接ではそれでは足りません。
なぜそのように思うのか。
なぜそのような選択・決断をしたのか。
ESで準備した内容以外でもそのように回答する必要があります。
つまり、なぜその3つのSNSを使っているのか?という箇所まで踏み込んで説明する必要があります。
あなた「はい。主に3つ使っています。twitter・Instagram・LINEです。
Twitterはリアルタイムの時事ネタ、また距離が近い友人の近況などの情報収集として利用しています。
Instagramは、自己承認欲求を満たすためにやっています。ですので複数アカウントがあります。
LINEは、友人や家族とのコンタクトを取るために利用しています。
このように使い分けています。」
これで平均点の返答です。
「え?聞かれてもないのに、余計なことを答えるのは危険なのでは?」
と感じる人がいるかもしれませんが、大丈夫です。
文字にすると長く見えますが、実際、この文字量は10秒~15秒で言える内容です。
誰でも答えられる機械的な解答ではなく、
なぜ、自分はそのように行動・考えに至ったのかということを付け加え、初めて他の就活生と差をつけられるのです。
ただ、このレベルに至っているライバルはある一定数いますので、ライバルと差をつけるという意味では、これだけでは足りません。
なぜならば、”当たり前”のことを言っているからです。
「大は小を兼ねる」とはまさにここで言いたかったことでした。
あなたの面接官を担当しているエースは、3つのSNSの使い分けなどは、日々のニュース、経験で肌感覚でわかっており、「この就活生、すごい!」とはならないのです。
そして、エースは面接慣れしているので、就活生から、どんなにありきたりな返答が返ってきても
「なるほどね~」
「おお、使い分けているなんて凄いね。さすが現代っ子だ。おじさんもうSNSなんてわからない。」
などの返事をし、いわゆる”ヨイショ”をしてきます。
この”ヨイショ”が、面接後に「なんか盛り上がった!」「手応えある!」と錯覚してしまう落とし穴なのです。
情報量が多い人は、情報量が少ない人の会話レベルに合わせられますが、情報量が少ない人は、相手がレベルを合わせてくれていることに気づけないのです。
(つまり大は小を兼ねるが、小は大を兼ねられないのです。)
企業があなたをヨイショをする理由
ヨイショする理由として、
あなたを落とした後、悪評をかかれないようにするための対策の一つだからです。
「なんなんだよ〇〇会社!みんな受けるのやめた方が良い。」
「こんな〇〇会社、逆に落ちてよかった。」
「〇〇会社の商品はもう買わないです!」
このようなツイートをご覧になったことはあるはず。
2020年、一人の書き込みが、多くの人に影響を及ぼすようになりましたので、面接する側も細心の注意を払っており、“ヨイショ”して、会社のブランドを傷つけないようにしているのです。
では、どのようにしたら、
「この就活生、すごい!」と思われるようになるのでしょうか。
情報量の差
情報収集量の差が「通過」と「お祈り」を生む大きな要因の一つになります。
例えば、あなたが「LINE離れ」「Soul」などなどのキーワードを知っており、なぜ、そのキーワードが今、話題になっているのかの背景までもを、ニュース記事の内容に加え、あなた自身の仮説を持って説明できるようになっていたら、それは内定にとても近いレベルです。
社会人が「日本経済新聞を読め」という本当の意味は、社会の動向、トレンドに敏感であれということです。
「LINE離れ」「Soul」などのトレンド・ニュースを知っていると、
あなた「はい。主に3つ使っています。twitter・Instagram・LINEです。
Twitterはリアルタイムの時事ネタ、また距離が近い友人の近況などの情報収集として利用しています。
Instagramは、自己承認欲求を満たすためにやっています。ですので複数アカウントがあります。
LINEは、友人や家族とのコンタクトを取るために利用しています。
このように使い分けています。
余談ですが、昨今、若者のLINE離れと言われていますが、私が思うに日本の生活スピードに追いつけるチャットサービスは日本に置いてLINEに変わるものがまだ多くなく、当分は大丈夫だと考えておりますので、今後もLINEは使い続けると思います。」
や
「おそらく、今後は、文字より、音声でコミュニケーションをとる時代が主流になると思います。音声の方が感情を伝えやすいですし、直感的に動く私たちの世代にはピッタリだからです。ですので、Soulという音声でコミュニケーションがとれるSNSを試す予定です。もし都合がよかったらLINEの代わりに使おうと考えております。」
といった、あともうひと押し(アピール)ができるのです。
おそらく、面接官は「LINE離れ」「Soul」というキーワードを知っているでしょう。
しかし、それを就活生自ら”自分の考えを組み込んで切り込んでくる。”という姿勢、そして、ワンランク上の情報収集力は他のライバル達に埋もれることなく、面接官の目に留まります。
おすすめ情報収集源
以降では、オススメの情報源となるTwitterアカウントやツールをお伝えします。(別に企業の回し者ではないですw)
時事ネタに自身の解釈を踏まえて解説してくれるTwitterアカウント
堀江貴文(Takafumi Horie)
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ここら辺は、押さえておいても損はないですよ。
押さえておきましょうね。
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コメント
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